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【ディレクターコラム】組織を骨抜きにするのは競合ではない。経営幹部の「不揃い」を解消する最初の一歩

2026.09.18


【ディレクターコラム】組織を骨抜きにするのは競合ではない。

経営幹部の「不揃い」を解消する最初の一歩

 

株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング

事業推進部 新規事業企画推進グループ

ディレクター 南原 繁


経営者の皆様、人事責任者の皆様 いつもお疲れ様です。

前回は「組織の成長サイクル」と、ステージごとに現れる「壁」についてお話ししました。

「よし、うちも次のステージに向けて人事戦略を刷新しよう!」 そう決意した社長が、まず最初に行うべきことは何でしょうか?

新しい評価制度の設計? 優秀なヘッドハンターへの依頼? いいえ、違います。

最も重要で、最も見落とされがちなこと。それは「経営幹部のベクトルを1ミリのズレもなく揃えること」です。

 
組織の崩壊は、常に「トップマネジメントの不揃い」から始まる

売上が10~30億を超え、社員が50人、100人と増えていくと、社長一人の目では現場を見切れなくなります。そこで「経営幹部(役員や部長陣)」に現場を任せることになりますが、ここに大きな罠が潜んでいます。

 

「社長が言っていることと、担当役員が言っていることが違う」
「A部長のチームとB部長のチームで、評価の基準が全くバラバラだ」

 

現場の社員から、こんな声が聞こえてきたら黄色信号です。 経営陣の小さな「認識のズレ」は、現場に降りていく頃には「巨大な不信感」へと増幅されます。これが、組織の成長を止める最大の原因です。

 
まずは「口グセ」を揃える

経営幹部の足並みを揃えるために、高尚な経営理論を議論する必要はありません。まずは、日常の「口グセ(使う言葉)」を揃えることから始めます。

 

例えば、自社が今「スピード」を最優先しているのか、それとも「品質(クオリティ)」を最優先しているのか。 社長が「今はとにかく打席に立ってスピード重視だ!」と言っている横で、副社長が現場に「もっとクオリティを上げろ、ミスをするな」と指導していたら、現場は思考停止に陥ります。

 

・顧客第一とは、具体的にどういう行動を指すのか?

・「成果」とは、売上数字のことか、それともプロセスのことか?

 

これらの定義が、経営陣の中で「阿吽の呼吸」のまま放置されていること自体がリスクなのです。

 

「トップの言語化」が、幹部を強力な武器に変える

人事戦略が事業戦略をリードするためには、経営陣が「同じ思想、同じ言葉」で語る組織のインフラが必要です。

 

そのために、まずは社長であるあなたが、自社の「判断基準」を徹底的に言語化してください。 「うちの会社では、迷ったらこちらを選ぶ」という基準を、言葉にして幹部に渡し、叩き込むのです。

 

幹部の言葉が揃えば、社長が現場に行かなくても、幹部たちが「社長の分身」として正しいメッセージを現場に発信し続けるようになります。

 
今回の問いかけ

貴社の役員会や経営会議を振り返ってみてください。 「メンバー全員が、同じ言葉の定義で、同じ未来に向かって議論できていますか?」

 

今回の内容につながるテーマ、

「自社でも、社長、上司の顔色を伺うような古い管理体制から脱却して社員が自律的に動く組織をつくりたい」

「数字追いの計画ではなく、人財の覚醒から事業をリードする新時代の経営計画を描きたい」

 

そうお考えの経営トップ・幹部様のために、カクイチ代表取締役社長 田中氏、取締役 奥田氏、悠翔会理事長 佐々木氏のお二人を特別ゲストにお迎えした1Dayサミットを【リアル会場限定】で開催いたします。

 

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◆ 新・船井流人財サミット2026 ◆

「事業計画」を捨て、一人ひとりの「可能性開花」から経営を逆算する1Day集中講座

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【開催概要】

■対象:経営者・経営幹部・人財責任者様限定 

■日時・会場:2026年10月10日(土)12:30~18:00 

(東京会場:船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO 35階)

※本セミナーは【リアル会場限定開催】です。オンライン配信はございません。

両社の経営陣が明かす「人事の決断」とリアルな変革の舞台裏。

さらに、得た学びを自社の「来期の経営計画・人財成長ビジョン」へ直接落とし込む特別セッションも実施いたします。

 
「社長の仕事の8割は人財戦略である」という強い確信とともに、来期の飛躍に向けた設計図を完成させてください。

 

 

▶詳細・お申し込みはこちら(会場定員に限りがございます)

 

【講座内容】 

第1講座:なぜ人事戦略が経営のど真ん中なのか 

~成長の壁を突破するための「人財ビジョン」の重要性~

講師:船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング 取締役 執行役員 山根 康平

 
第2講座:【基調講演】当社が実践する人中心経営 

~人的資本経営支援の専門会社(当社)が自ら実践する「人財開花型」経営計画~ 

講師:船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング 代表取締役社長 村田 泰子

 
第3講座:ゲスト講座~事業を飛躍させた人事の決断❶ 

~人の自主性を発揮する価値観経営の追求で、在宅医療で100億グループに~ 

講師:医療法人社団 悠翔会 理事長 佐々木 淳 氏

 
第4講座:ゲスト講座~事業を飛躍させた人事の決断❷

 ~社員からの新規事業が生まれる組織改革。農業サポート事業で社員500名へ~ 

講師:株式会社カクイチ 代表取締役社長 田中 離有 氏 / 取締役 奥田 はと枝 氏

 
第5講座:【ワークショップ】「人財ビジョン」から策定する、“人”中心の経営計画策定 

講師:船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング ディレクター 南原 繁

 
第6講座:【まとめ】総括~明日から自社を躍動させるためのポイント整理 

講師:船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング 取締役 執行役員 宮花 宙希

 
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

▶詳細・お申し込みはこちら(会場定員に限りがございます)

 

人材採用・募集活性化・1on1・人材定着・離職防止・人的資本経営などに関する無料相談とお問い合わせ

船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティングでは、AI活用・人材採用・募集活性化・1on1・人材定着・離職防止・人的資本経営・新規事業参入などに関する無料相談やお問い合わせを受付しております。この機会にぜひ下記詳細をご確認の上、お申し込みください。


<詳細・お申し込みはこちらから>

⇒ https://www.hc.funaisoken.co.jp/pages/consultation


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南原 繫

事業推進部 新規事業企画推進グループ 新規事業企画推進チーム ディレクター

1993年4月、新卒で船井総合研究所に入社する。現在、建築不動産業を中心にメーカー、建材卸業、販売店を含めて年商1億円の地元密着企業から2兆円超の超大手企業のクライアント先企業を担当、「現場主義」、「事実主義」、「事例主義」の船井流経営のノウハウのスキル(集客、販促、営業力アップ、店舗開発、組織力向上、幹部育成」)を高め続けている。特に住宅リフォーム事業関連のコンサルティングでは事業立ち上げを含めて累計100社を超える実績をあげている。現場を重視したコンサルティングに高い評価をもらっている。2026年より現職。

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