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【ディレクターコラム】<事業戦略だけでは伸びません>持続的成長を遂げる企業が重要視していること

2026.08.04

 

【ディレクターコラム】<事業戦略だけでは伸びません>

持続的成長を遂げる企業が重要視していること

 

株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング

事業推進部 新規事業企画推進グループ

ディレクター 南原 繁

 

経営者の皆様、人事責任者の皆様 いつもお疲れ様です。

 

前回は、即戦力の中途採用がなぜか浮いてしまう「前職のクセ」の罠と、それを解きほぐす自社のバリュー(判断軸)の重要性についてお伝えしました。

 

今回からはいよいよ、一人の力に頼る経営を脱却し、組織が持続的にスケールするための特別連載「自走する組織OSへの書き換え」がスタートします。

 

最初のテーマは、これからの時代に大きく成長し続ける企業が必ず実践している【チーム経営と人財ビジョン】についてです。

 

事業戦略(何をするか)の前に「人財ビジョン(誰とどう創るか)」はあるか?

経営計画を立てる際、多くの企業は「来期の売上目標」「新規事業の立ち上げ」「商品・サービスの展開」といった「事業戦略」から描き始めます。

 

しかし、変化が激しく予測不能なこれからの時代において、どれだけ緻密な事業戦略を描いたとしても、それを実行・推進する「チームの力」が伴っていなければ、計画は絵に描いた餅に終わってしまいます。

 

真に持続的な成長を遂げる企業が、事業戦略よりも真っ先に描いているもの。
それこそが、「人財ビジョン(どんなチームを作り、どんな仲間と共通のビジョンを実現したいのか)」です。

 

経営とは、社長一人で突き進む孤独なレースではありません。 志を同じくする仲間を集め、互いの強みを活かし合いながら、共に未来を創り上げていく「チームプレイ」です。

 

なぜ今、「チーム経営」へのシフトが必要なのか?

創業期や成長初期においては、トップの圧倒的な推進力や判断スピードが最大の武器でした。 しかし、事業が拡大し、多様な顧客ニーズや複雑な経営課題に直面する中で、一人の頭脳やマンパワーに依存する「個人経営」のスタイルには限界が訪れます。

 

これからの時代に求められるのは、社長が指揮を執り続ける組織ではなく、「経営をチームで行う組織」への進化です。

 

そのためには、まず経営者自身が次のような「人財ビジョン」を明確に提示できなければなりません。

 

・我々は、どのような思想や価値観を持った「チーム」でありたいのか?

・どのような人たち(共通のビジョン・バリューを持つ仲間)と共に、この事業を成し遂げたいのか?

・その仲間たちが、個性を最大限に発揮して活き活きと働ける環境(組織OS)とはどんなものか?

 

「どんなチームを作りたいか」という人財ビジョンが固まって初めて、そこに惹きつけられた優秀な仲間が集まり、自走するチームが生まれます。 そして、その強固なチームが存在するからこそ、難易度の高い事業戦略すらも次々と実現できるようになるのです。

 

「人財ビジョン」が自走する組織の土台になる

「良い人材が集まらない」「社員が主体的になってくれない」と悩む経営者は少なくありません。 ですが、それは社員の意識の問題ではなく、会社側が「目指すべきチーム像(人財ビジョン)」を言語化し、示せていないことが根本的な原因です。

 

どのようなチームを作りたいのかという意志が明確であれば、採用・評価・育成・配置のすべての軸が揃い、組織に一本の太い軸が通ります。

 

これからの成長を決定づけるのは、目先の売上目標(事業戦略)だけではありません。 「どんなチームで、どのようなビジョンを実現していくのか」という、経営者の熱い人財ビジョンなのです。

 

今回の問いかけ

貴社には、事業戦略を描く前に、「どのようなチームを作り、どんな仲間とビジョンを叶えたいか」という明確な「人財ビジョン」がありますか?

 

次回は、このチーム経営を本格的に起動させる上で多くの企業がぶつかる壁、【幹部の不揃い】:「なぜ、優秀なはずの幹部たちが『チーム経営のパートナー』として噛み合わないのか?」をお届けします。

 

経営陣が1つのチームとして機能し、現場を力強く導くための構造を紐解きます。 次回もどうぞお楽しみに。

 

【10月10日(土)リアル開催】特別セミナーのご案内

「社長の限界」を、組織の限界にするな。自走する「組織OS」への書き換えを断行する、経営者のための戦略人事ロードマップ【1Day集中セミナー】

 

今回お伝えした「チーム経営へのシフト」や「人財ビジョンの言語化」を軸に、一人のマンパワー依存から脱却して組織が自律的にスケールするための戦略人事ロードマップを、たった1日で描き上げる最高密度の1Dayプログラムです。

 

・悠翔会様・カクイチ様から学ぶ、例え1000人になってもブレない「チーム経営」 と自走する「組織OS」の全貌

・自社の「天然のPMVV」と「来期の人財・組織アクションプラン」をその場で完成 させる実践ワークショップ

 

経営のど真ん中に「人事戦略・人財ビジョン」を据え、組織が自律的にスケールする仕組みを完成させましょう。

 

10月10日(土)、本気で自社のステージを次のレベルへ引き上げたい経営者様のご参加をお待ちしております。

 

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南原 繁

事業推進部 新規事業企画推進グループ ディレクター

1993年4月、新卒で船井総合研究所に入社する。現在、建築不動産業を中心にメーカー、建材卸業、販売店を含めて年商1億円の地元密着企業から2兆円超の超大手企業のクライアント先企業を担当、「現場主義」、「事実主義」、「事例主義」の船井流経営のノウハウのスキル(集客、販促、営業力アップ、店舗開発、組織力向上、幹部育成」)を高め続けている。特に住宅リフォーム事業関連のコンサルティングでは事業立ち上げを含めて累計100社を超える実績をあげている。現場を重視したコンサルティングに高い評価をもらっている。2026年より現職。

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