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AI・DX導入で「失敗する会社」と「成功する会社」を分ける”存在”とは《部長/MDコラム》

2026.05.20

 

 

AI・DX導入で「失敗する会社」と「成功する会社」を分ける”存在”とは《部長/MDコラム》
 

株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング

DX部 マネージング・ディレクター 堤 剣斗

 

こんにちは。船井総研HCCの堤です。

近年、多くの企業でAIやDXの導入はもはや一般的になってきていますが、

経営層の皆様からに共通するお悩みが

「最新のAIを入れたのに、現場が活用してくれない」

 「『これで効率化しろ』と号令をかけたが、現場が冷めている」

といったものです。

なぜ、高いシステム投資をしても成果が出ないのでしょうか?

 

■ 現場を動かすのは「AI」ではなく「人」である

失敗する企業の共通点は、経営陣が「トップダウンでツールを押し付けている」ことです。 現場にとって、よくわからないシステムは

「管理を厳しくするツール」や「仕事を奪う敵」、「新しいことを覚える手間」

に見えてしまいます。

この壁を突破し、わずか6%の「化ける会社」になるためのカギ。

それが、社内に「AIをひろめる人(AIエバンジェリスト)」を配置することです。

 

■ 「AIをひろめる人」の役割とは?

「エバンジェリスト」とは、もともと「伝道師」を意味する言葉です。

 ITスキルが高い人というよりは、「AIを使えば、あの大変な作業がこれだけ早く終わる!面白い!」と、現場の目線でメリットを翻訳して伝えてくれる推進役のことです。

実際、AI CROSS社の実施した「生成AIの業務活用に関する社内アンケート調査」(2026年3月発表)では、社内の推進役を主軸としたプロジェクトにより、社員の約9割がAIを毎日利用し、生産性が劇的に向上した事例が報告されており、エバンジェリストという言葉はビジネスにおいても一般的になりつつあります。

経営者の役割は、AIを無理に強要することではありません。

現場の中から「AIをひろめる人」を見つけ出し、彼らが動きやすい環境を与えること。

これこそが、人が主役のDXの第一歩になります。

 

💡経営者向け:自社の「AIをひろめる人」を育てる3つのコツ

現場の熱量を引き出し、組織を動かすための実践的なTipsです。

ITスキルより「お節介な人」を任命する
プログラミングの知識は不要です。「新しいもの好き」で、周りに「これ便利だよ」と声をかけられる、信頼の厚い若手や中堅を任命してください。
「片手間」ではなく「公式なミッション」にする 通常業務の「ついで」では必ず潰れます。業務時間の2割を「AI推進」に充てることを認め、そこでの成果を正当に評価に組み込んでください。
小さな成功(Small Win)を大げさに褒める 「AIで議事録が5分で終わった」という小さな事例を、経営者が全社会議などで称賛してください。これが「会社は挑戦を認めている」という現場への強烈なサインになります。

 
■ AIエバンジェリストのような能動的人材を「採る → 育てる → 辞めない」へ

AIDXの基となる”人材”で持続的に成長する組織の土台づくり支援を弊社では行っております。

 

【1】採る ― 「選ばれる企業」になる採用戦略

AIによる自動応募が増える時代だからこそ、「人が本当に働きたいと思う企業」としての魅力設計が重要です。新卒・中途・高難易度職種・外国人採用まで、戦略の策定から実行・定着まで一気通貫で支援します。

▼ 採用コンサルティングの詳細はこちら

▼ 3分でわかる Recruiting Cloud(無料資料)


【2】育てる ― AI時代に「自走できる人材・幹部」をつくる

AI人材育成研修を含む階層別の育成プログラムをご提供。「教えて終わり」ではなく、自ら考え動ける人材——「AIに使われない人材」を、組織として仕組みで育てます。

▼ 育成コンサルティング・AI人材育成研修の詳細はこちら


【3】辞めない ― 人が続く組織をつくる

評価制度・賃金制度の構築、組織力診断、1on1支援など、データに基づいた定着戦略を設計。AI活用の土台となる「人が育つ組織環境」をオーダーメイドで構築します。

▼ 定着コンサルティングの詳細はこちら


■ 何から始めればいいかわからない方へ

「採用も育成も定着も課題だらけ。どこから手をつければ…」そんな方には、まず全体の設計図をつくることをおすすめします。

▼ 経営戦略と人事戦略を一体化する「人的資本経営ロードマップ」

▼ 策定した戦略を現場で動かす「実行支援コンサルティング」

▼ 組織の求心力をつくる「PMVV(パーパス・ミッション・ビジョン・バリュー)策定」


各種ご相談はこちらよりお問い合わせください。


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堤 剣斗

DX部 マネージング・ディレクター

ワルシャワ大学卒業後、2019年に新卒でHR Forceに入社。入社後は求人広告運用や新規事業を担当した後、PMとして社内のDX化を横断的に推進。2024年より開発、データ基盤構築や全社Ops領域のGMに最年少就任を経て現職。趣味はドラム、ギター、バイク。

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