整備士不足で仕事を断る状況から、高難易度採用職種を6名採用。残業時間を月30時間から10時間未満へ

ご依頼前の状態・きっかけ
新生オート飯能様では、整備士や自動車検査員の深刻な人材不足が大きな課題となっていました。
指定工場の監査が長期化する中、自動車検査員の約3分の1が退職。残された社員からも「今の組織体制では業務を継続できない」という声が上がるほど、現場の人員不足は限界に達していました。人材確保が急務となる一方で、深刻な人手不足により、受注機会を損ねてしまうケースも発生していました。
これまでも大手求人媒体を2年ほど活用されていましたが、思うように応募へ繋がらず、掲載費を支払った後は応募を待つしかない採用活動に留まっていました。
自社での試行錯誤や他社への相談でも状況を改善できず、弊社にご相談いただきました。
ご支援内容
採用難易度の高い整備士・自動車検査員を確保するため、弊社が全国での支援で培った知見をもとに、実績をもとに、採用につながる求人媒体を選定し、採用活動を進めました。
さらに、一時的な成果で終わらせず、将来的に自社のみで採用運用を継続できる「採用の自走化」まで見据えた支援を行いました。
6名の採用に成功し、残業時間は月30時間から10時間未満へ
本プロジェクトでは、主に求人媒体の運用支援を担当しました。ターゲット層のペルソナ(人物像)を精緻に設定した上で、それぞれの志向性に最適化した求人原稿を作成。掲載後も応募効果を可視化し、修正・改善を繰り返しました。
以前は応募自体が少なく、選考をする余裕がない状態でしたが、母集団(応募数)が形成されたことで、複数の求職者の中から自社に合う人材を見極めて採用できる体制へと変化しました
その結果、採用難易度が高いとされる「自動車検査員2名」「整備士4名」の計6名の採用に成功しました。
特に、それまで「日本人の整備士は少ないため、採用は難しい」と考えていた中で、結果的に日本人の自動車検査員を2ヵ月で採用することができました。
人員の充足は、社員の働き方にも大きな変化をもたらしました。
以前は月30時間ほどあった残業時間が、現在では月10時間未満に減少。さらに、早番・遅番の2部制を導入できるようになり、社員一人ひとりがプライベートの時間を確保しやすくなりました。
「保育園の送迎を自分でできるようになった」「終業後に外食やジムを楽しめるようになった」という声も上がっており、中には「一生この会社で働きたい」と語る社員も出てくるなど、採用をきっかけに社員がより前向きに働けるようになりました。

人員の充足がサービス品質と組織にも好影響
人材が充足したことで、一人ひとりのお客様に対して丁寧に向き合える時間も増加しました。
その結果、顧客単価は、昨年までの約20万円から約28万円へと大幅に向上。さらに、以前は月に数件発生していたクレームも、現在ではほぼ0件となりました。
また、新たな人材が加わったことで、既存社員の仕事に対する意識にも変化が生まれています。従来のやり方や考え方にとらわれず、前職で培った自身の技術を周囲へ共有し、「経験の浅いスタッフでも一定水準の業務をこなせる仕組み」を考えるようになりました。
今回の取り組みによって得られた成果は、単に6名を採用できたことだけではありません。
人員充足による働き方の改善、サービス品質向上による業績改善 。さらに、属人的だった仕事の進め方を見直し、会社全体で仕事を回していく意識が生まれるなど、より健全な組織体制へと変化しています。