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【経営戦略】「採れない・辞める」の連鎖を断ち切る、成長企業が密かに変えた“評価の視点”と“人的資本”の実践《部長/MDコラム》

2026.04.07

 

 

【経営戦略コラム】「採れない・辞める」の連鎖を断ち切る、成長企業が密かに変えた“評価の視点”と“人的資本”の実践

 

株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング

採用コンサルティング・ソリューション部

マネージング・ディレクター 滝本 千晶

 

少子高齢化、労働人口の減少。

耳にタコができるほど聞かされる言葉ですが、現場の最前線にいる皆様にとって、これはもはや「将来の不安」ではなく、今日明日の経営を左右する「死活問題」となっているのではないでしょうか。


「求人を出しても、そもそも応募が1件も来ない」

「やっとの思いで採用できても、半年経たずに辞めてしまう」

「若手とベテランの価値観が合わず、組織がバラバラだ」


こうした悩みに対し、多くの企業が給与の引き上げや福利厚生の充実といった「条件面の改善」で対応しようとしています。もちろん、それらは最低限必要なインフラです。しかし、資本力のある大手企業と「条件の積み上げ」だけで勝負し続けるには、中堅・中小企業には限界があります。


今、持続的に成長している企業は、ある「根本的な思考の転換」を行っています。

それが、人材を「コスト(管理すべき費用)」ではなく「資本(価値を生む投資対象)」と捉え直す「人的資本経営」の考え方です。


今回のメルマガでは、この人的資本経営を単なるバズワードで終わらせず、中堅・中小企業の現場でどう機能させるべきか。その核心に迫るヒントをお届けします。



1. 採用の勝ち筋は「手法」ではなく「物語(ストーリー)」にある

かつての採用活動は、大手求人媒体に多額の掲載料を払い、華やかな広告を打てば、一定の母集団を形成することができました。しかし、情報がフラット化した現代、求職者は企業の「表向きの顔」ではなく「内実」を驚くほどシビアに見ています。

ここでいう内実とは、単なる「残業の少なさ」や「休日の多さ」ではありません。 「この会社に入って、自分はどう成長できるのか?」「自分の仕事は、社会の誰を幸せにしているのか?」という、仕事の意義(パーパス)です。

例えば、ある地方のサービス業を展開する企業では、高額な求人広告に頼るのをやめ、自社の「失敗談」や「現在進行形の挑戦」をSNSやオウンドメディアでありのままに発信し始めました。 一見、弱みを見せるような行為に見えますが、これが「嘘のない会社」という信頼を生み、結果として業界平均の数分の一というコストで、志の高い人材を採用することに成功しています。

彼らが伝えたのは「業務内容」ではなく、「なぜ私たちはこの仕事をしているのか」というストーリーでした。 自社の強みやビジョンを、借り物ではない「独自の言葉」で語れているか。これが、採用難を突破する最大の武器となります。

 

【出典】株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング AI-generated

 

2. 「辞めない組織」をつくるための、マネジメントの再定義

「優秀な人材ほど、前触れもなく静かに辞めていく」 これは経営者にとって最も大きな損失であり、精神的なダメージも大きい事態です。

離職の理由の多くは「人間関係」や「評価への不満」に集約されますが、その根底にあるのは「マネジメントの機能不全」です。具体的には、上司と部下の間で「何が正しい行動か」「何を目指せば評価されるのか」という共通言語が欠けていることに起因します。

多くの中堅企業では、プレイヤーとして優秀だった人がそのままマネージャーになります。しかし、「名選手、必ずしも名監督ならず」という言葉通り、個人のスキルを「組織の成果」に変換する技術は別物です。

成長し続ける組織では、経営陣の想いや評価基準が、現場の末端まで浸透しています。 「背中を見て覚えろ」「言わなくてもわかるだろう」という阿吽の呼吸に頼るのをやめ、誰が聞いても同じ解釈ができる「仕組み」に落とし込む。 この「言語化」と「標準化」こそが、人的資本経営を現場に根付かせるための最短ルートです。

 

【出典】株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング AI-generated

 

3. 「情報の孤立」が、経営のスピードを最も鈍らせる

中堅・中小企業の経営において、最大のリスクは「情報のマンネリ化」です。 社内のリソースだけで課題を解決しようとすると、どうしても過去の成功体験や、限られた選択肢の中での判断に縛られがちになります。

今、世の中で起きている変化のスピードは、これまでの比ではありません。

  • SNSを駆使して、広告費0円で年間200名の応募を集める企業の裏側

  • 離職率30%から、評価制度の抜本改革で離職率ゼロを実現した組織の変遷

  • DXを推進し、現場の生産性を1.5倍に引き上げたリーダーの育成手法

これらはすべて、実在する企業の「今」の取り組みです。 業界や規模が違っても、根底にある「人を活かし、組織を強くする原理原則」には必ず共通項があります。

自社の常識の外にある「生きた成功事例」に触れ、「もし自社ならどう取り入れられるか?」と問い直す。この視点の切り替えが、停滞していた組織を一気に加速させるきっかけになります。


4. 経営者が「学び、繋がり、実践する」場所の必要性

人的資本経営の重要性を理解しても、いざ自社で実践しようとすると、次のような壁にぶつかることが多いはずです。

「理想はわかるが、日々の業務に追われて着手できない」 「自社に合った手法がどれなのか、判断がつかない」 「同じ熱量で組織改善を語れる仲間が、周りにいない」

経営は孤独な戦いと言われますが、こと「組織づくり」においては、一人で悩むことほど非効率なことはありません。 なぜなら、組織の課題は他社の事例の中にこそ、その解決のヒントが隠されているからです。

私たちが運営している「人的資本経営研究会」は、単なる知識のインプットを目的とした場所ではありません。 全国から志の高い経営者や人事責任者が集まり、自社の生々しい課題を共有し、共に解決策を見出していく「実践の場」です。

 

【出典】株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング AI-generated

 

5. 未来の組織を、共に描く場として

本研究会では、各界の専門家や、実際に組織変革を成し遂げた経営者をお招きし、その「実践知」をダイレクトに吸収していただいています。 理論だけではなく、「明日から現場で何を話すべきか」「どう制度を変えるべきか」という、地に足の着いた議論を大切にしています。

現在、多くの企業様にご参加いただいておりますが、より多くの日本の中堅・中小企業の力になりたいという想いから、現在「初回無料お試し参加」の枠をご用意いたしました。

  • 今の採用・育成手法が、時代に合わなくなっていると感じる

  • 社員のエンゲージメントを高め、自律的な組織を作りたい

  • 他社の具体的な成功事例・失敗事例を本音ベースで共有したい

もし、一つでも当てはまるようでしたら、ぜひ一度、研究会の熱量と空気感を体感してみてください。 いわゆる「営業・売込み」の場ではなく、企業の未来を真剣に考える経営者のコミュニティであることをお約束します。

 

▼「人的資本経営研究会」詳細・無料お試しのお申し込みはこちら

 

<下記リンク先をご確認ください。>

⇒ https://www.hc.funaisoken.co.jp/products/hc-saiyo

 

貴社が培ってきた「強み」を、そこで働く「人」の力で最大化し、次の成長ステージへと進む。 そのための確かな一歩を、共に踏み出せることを心より楽しみにしております。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

▼人的資本経営、人材採用・募集活性化、社員が辞めない組織づくりに関する無料相談とお問い合わせ

船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティングでは、中堅・中小企業の経営者・幹部層・人事責任者向けに、人的資本経営、人材採用・人材募集の活性化、社員が辞めない組織づくりに関する無料相談やお問い合わせを受付しております。この機会にぜひ下記詳細をご確認の上、お申し込みください。

<詳細・お申し込みはこちらから>

 https://www.hc.funaisoken.co.jp/pages/consultation

 

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滝本 千晶

採用コンサルティング・ソリューション部 マネージング・ディレクター

青山学院大学経営学部卒業後、船井総合研究所に入社。 年間30件以上の評価・賃金制度構築、運用をお手伝いしている。評価制度構築・運用については、評価項目作成に限らず、評価基準の落とし込みや基準すりあわせ等のサポートや 考課者研修の経験がある。2026年より現職。

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