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AIが大事なのはわかっている。では、なぜ動けていないのか。【部長/MDコラム】

2026.04.13

 

 

AIが大事なのはわかっている。では、なぜ動けていないのか。

 

株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング

採用コンサルティング・ソリューション部

マネージング・ディレクター 手塚 颯

 

「AIは重要だと思っている。でも、うちではまだ誰も使えていない」——この言葉を経営者の方からよく耳にします。重要性の認識と、実際の活用の間には、まだ大きな壁があります。

東京商工リサーチなどの調査によりますと、中小企業で「全社的に活用」できているのはわずか1.3%。大企業の19.0%と比べると、この差は15倍にのぼります。「知っているが動けていない」「始めたが広がっていない」——この状態こそが、今まさに競合との差を生んでいます。

 

1.「動けない」本当の理由は、ツールではなく人にある

AI導入が進まない最大の理由が「専門人材がいない(55.1%)」というデータが示すように、多くの会社では「詳しい人に任せる」構造になっています。

しかし考えてみますと、これは従来の「できる人依存」と同じ構造です。優秀なリーダーに仕事が集中し、その人が辞めたら部署が回らなくなる。AIの世界でも同じことが起きています。

 

【出典】株式会社 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング

 

2. AIで「誰でも一定以上の成果」が出せる組織になる

AIを正しく使えば、これまで「得意な人しかできなかった業務」が、誰でも一定レベル以上でこなせるようになります。

・報告書・日報・議事録の作成(スピードも質もバラツキがなくなる)

・求人原稿・スカウトメッセージ(担当者が変わっても品質が落ちない)

・情報収集・比較・要約(調べる工数が大幅に短縮)

・提案書・説明文の作成(営業メンバー全員のレベルが上がる)

・マニュアルの整備(ベテランの知識を形式知化できる)

 
3. 実例

社員50名の建設会社では、日報・報告書作成をAIで標準化した結果、3ヶ月で残業時間が40%削減。担当者に関係なく同じクオリティが出せるようになり、上司の確認時間も大きく減りました。

 
4. カギは「社員をAIに慣れさせること」から始めること

AI導入で改善したいこととして「社内事例・ユースケースの共有(50.8%)」「社内教育・研修の実施(41.6%)」が上位に挙がっています。(※)現場が本当に求めているのは、ツールではなく「使い方の型」と「やってみる場」です。

(※)出典:情報通信総合研究所「企業における生成AI導入の現状と展望」(2025年9月)


「新しいツールを入れてみたけど誰も使わない」という失敗の多くは、社員が「実際に自分の仕事で使ってみた体験」を持てていないことが原因です。一度でも「これは便利だ」と体感した社員は、自然と使い続けます。逆に、体感がないまま「使いなさい」と言っても、現場には広がりません。

つまり、全社展開のカギは「まず使わせてみること」。そのための最短ルートをこの度中小企業向けに特化したコンサルティング会社が中小現場に合わせたAI研修を用意しました。
 

 
5. 誰でも"仕事ができる人材"へ——中小企業のためのAI導入実践研修

演習形式で「実際に使ってみる」体験を重視した半日研修です。資料作成・報告書・情報整理など日常業務をテーマに、その場でAIを動かしながら学びます。誰でもAI人材になりこれから中小企業の現場で活躍することを目的とした研修になっております。

 

 【開催日時】

2026年6月2日(火) 13:00〜17:00 オンライン(Zoom)

2026年6月12日(金) 13:00〜17:00 オンライン(Zoom)

2026年6月22日(月) 13:00〜17:00 オンライン(Zoom)


参加料金:税込33,000円 / 1名 

 

<詳細は下記リンク先からご確認ください。>

https://www.hc.funaisoken.co.jp/products/hc121

 

6. 船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティング:無料個別相談のお申し込みはこちらから

下のリンク先からご確認ください。

https://www.hc.funaisoken.co.jp/pages/consultation

 

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手塚 颯

採用コンサルティング・ソリューション部 マネージング・ディレクター

船井総研入社後、人事に関するコンサルティングに従事。介護・福祉といった採用が難しい業種でも成果が出るWEBを活用した最新採用手法を得意としている。現在の人材採用マーケットの新潮流を追及し、次世代の採用のノウハウを築き上げている。2026年より現職。

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