採用KPIの可視化による人材派遣会社の応募・売上成長事例

依頼内容
人手不足が年々深刻化する中で、特に主力である製造派遣の採用が思うように進まなくなってきたことから、採用全体の立て直しを目的にコンサルティングを依頼しました。
単に応募数を増やすだけではなく、採用の仕組みそのものを見直し、安定的に人材を確保できる体制をつくることが依頼の主な内容です。
また、感覚や経験に頼った採用活動から脱却し、数字をもとに改善できる状態にしたいという思いもあり、KPI設計や媒体活用、採用オペレーション全般について支援をお願いしました。
依頼前の状態
「人が取れなくなってきている」という漠然とした危機感はあったものの、何が原因で、どこに手を打つべきかが見えていない状態でした。
広告費はかけていましたが、思うような成果が出ておらず、
・総応募数を正確に把握していない
・電話応募や問い合わせが数字として管理できていない
・採用率や歩留まりを把握していない
といった状況で、現状を正しく認識できていなかったのが正直なところです。
ネット応募も「運任せ」に近く、紙媒体や自社サイト中心で、改善の打ち手を持てずにいました。
支援の成果と変化
コンサルティングを受けて最も大きく変わったのは、KPIを意識した採用活動が社内に根付いたことです。
応募数、コンタクト率、採用率などを一つ一つ可視化し、「どこで止まっているのか」を共通認識として持てるようになりました。
その結果、
・応募から1分以内の初期対応
・平日夜・土日も含めた応募対応体制の整備
・採用率を意識した選出考察・フォロー
といった具体的な行動が現場レベルで変わっていきました。
また、採用手法も大きく変化しました。
現在はIndeedを主軸とし、求人作成にはChatGPTをほぼ100%活用して求人ごとに画像を作成するなど、作り込みを徹底できるようになっています。
採用担当者の経験が浅くても、一定の品質を保てる点は大きな成果です。
5年間で応募数は約5倍、売上は約1.5倍に成長しており、募集改善が事業の成長にも直結していると実感しています。
今後期待すること
応募数の拡大だけでなく、採用率・定着率をさらに高めるフェーズに入っていきたいと考えています。
また、今後は「長野県の派遣といえばPNF」と言われる存在を目標に、地域密着型の派遣会社として成長していきたいと考えています。
そのためにも、採用の仕組みづくりや媒体戦略、自社サイト集客など、引き続き伴走しながら支援してもらえることを期待しています。
人手不足が当たり前の時代だからこそ、感覚ではなく「再現性のある採用」を一緒に作っていきたいと思っています。